My Life, Shoe Life

変化は永遠

はいどーも、革靴人の鈴木でございます。
本日子供を病院に連れて行ったり、バタバタしておりました。

長男(中学生)がコロナでなく、単に調子悪く学校を休む場合、次男(小学生)も同時に休まないといけないというルールらしい。
本日次男は超絶元気なのに自宅待機。
埼玉教育委員会ルールなんかねえ(;・∀・)

さて、本日は「変化」についてマジに書こうと思います。
靴業界だけの話ではないですけど、自分が書くので靴に寄せて書きます。

身近なところですが3年ほど前に大塚製靴の日吉工場閉鎖がありました。

自分の行動範囲内にあった靴工場なのだが閉鎖された後に、大きなマンションが建設されました。
その場所は「法人事業」から「個人所有の住居」に変わります。
自治体の税収内訳も変化するでしょう。
確かに工場が街中(しかも人気の東横線沿線)にある必要があるか!?と言われると難しいっすね。
他の場所に移設すれば良くね!?と思う人も多いかもしれません。
しかし移設場所が遠くなれば、中の人達のライフスタイルが大幅に変わってしまい、納得しない人達は辞めるでしょう。
そうなると、企業としてもブランドや付加価値維持が大変です。

大塚製靴としては長年かけて、日吉工場の生産規模を縮小していき、社員の配置転換を行ったそうです。
さらに大田区工場(日吉からはそこそこ近い)があるので、良い職人さんはそこに行くという流れは残しておいたのでしょう。

経営者であれば、社員のことや会社の良い未来を考えるでしょう。
そうでない経営者は近視眼的な考えをもって工場を郊外に移転とか、人を切り捨て海外移転とか、安価な材質へ変更とか、サクッと行ってしまうんですね。
※某家具ブランドのことを言っているわけではないですwww

いずれにしても靴の工房や工場を長く維持している企業は場所を簡単に移せない事情ってのがあります。

とはいっても多くの靴メーカーなどが、そうせざるを得ない状況にまで追い込まれているのも事実。
現在靴業界が売り手も買い手も「良い」モノではなく「安い」モノという流れが強く、なかなか抗うことができない。
量販系靴店に行くと激安の靴たちが皆さまを待ってくれています。

大量消費時代に「良い」モノから「安い」モノへ価値観が移ったのも変化です。
では今後もこの潮流が継続するか?と言われるとそんなことは無いと考えます。

分かりやすいことを言うと、メルカリの売れ筋。
これを見ていると「安い」が売れているわけではありません。
「良いモノで安くなったモノ」が売れています。

つまり、スマホ上でもユーザーの目は「良い」モノを追っているのです。
「安い」だけの商品では短期的には良いのかもしれませんが、継続的なビジネスやユーザーへのブランド価値提供は厳しい。
「良い」商品を如何にしてマーケットと共有し、継続的なビジネスとして成立させるか?
それが経営者や企業に課された責務だったりします。

ダメだったらやり直す。良かったらブラッシュアップし続ける。
経営者や企業にも変化するチカラは永続的に必要ですねぇ。

という感じで真面目に書きましたが、本日はこの辺で!
急いで帰って子供の面倒見ないと(;・∀・)

 

革靴が好きで、サラリーマンを辞めて埼玉県上尾市で靴店を営んでます。
Salem Shoe Store https://hisago.net/ Salem Shoe

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