はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
夏祭りで子供が怪我して、バタバタしておりますよ。
雨続きなのに、毎日病院に行かないと、、、って中々大変っすわあ(;・∀・)
さてさて、今日は久しぶりに自分が好きなRAYMARの靴についてです。
RAYMARについては、、、
まあググってください
恐らく、その方が早いっしょ( ´∀` )
中でも個人的に好きなのが、RAYMARお得意のハンドソーンシリーズ!
RAYMAR好きな人といえば、このシリーズでしょう!と勝手に想像しております。
コスパを考えると、靴好きにとってはハンドソーンがアンダー3万円で届くってのは良いっすなあ。
自分はこのハンドソーンを新旧合わせて6足持っていて、古いモノは2015年くらいに購入したものでしょうか。
でね、最近購入したものとかは、自宅や店舗内でしか履いていませんが、
RAYMARを1日履くと、自分の身体に発生するちょっとした異変があります。
履くと、膝がちょいちょい痛くなるんです。
他のRAYMAR好きの人たちは大丈夫なんかなあ、、、ってマジ思ってます。
痛くないですかね?
もしかしたら20~30代くらいの方は筋肉量も多いのでまだ大丈夫かも。
以前も少し書きましたけど原因は
底面
ではないかなと感じます。
具体的には、ソール踏み付け部分の丸さですね。
踏まず部分は接地には関係ないので、踏まず部分が丸いのは問題なし。
踏み付け部の丸さが、どうして膝が痛くなる原因なのか?
歩行時、接地で安定しない靴だと、足全体がブレてしまいます。
そうすると人間は足首でバランスを取ります。
足首でバランスが取りきれない場合には、膝でバランスを取ります。
膝でバランスが取りきれない場合には、骨盤でバランスを、、、
って感じで身体の上方に影響が続いていきます。
自分は40代ですから軟骨も徐々にすり減ってきてますし、筋肉量も落ちてきてます。そうしたことが重なり今は膝の痛みに繋がっているのかなと。
そうなってくると、RAYMARを履いた時だけに感じる自分の膝の負担は
恐らくソールの踏み付け部分の丸さが原因だと考えました。
なんで、丸みが原因だと分かるのか?
ぶっちゃけ、自分が手製で作った初めての靴でそうした丸みを発生させてしまい、同様のことが起きたからなんですね( ;∀;)
コルクを入れる時、足なりに沈むってのが分かってるんで、コルクを多く詰めようとするんすね。
そうするとコルク量を多過ぎて、底付けの際に底の形状が丸みを帯びてしまいます。
そういった靴で歩くと、膝が痛くなったわけです(・´з`・)
コルク量を適量にして、少し丸みが残るようであれば底をハンマーで叩きまくり潰して平らにするのがハンドソーンの常。
でも平らにならないくらいのコルク量だと、どんだけ叩いても潰れず、丸みが出てしまうことがあります、、、。
自分は手製靴を多く作れていませんが、慣れた職人さんはうまくやるんです。
でもって、RAYMARの靴。
あの丸みは恐らくコルクの入れ過ぎでしょう。
分解してないから分からんけど、それ以外には思いつかない。
ハンドソーンの場合はグッドイヤー製法よりもコルク量が入らないので、無理やり入れようとすれば、どこかに齟齬が発生する可能性がありますし、、、。
国内メーカーだと底付け後の叩きを機械化しているところがほとんどではないでしょうか?
スコッチグレイン工場でもその光景を拝見いたしました。
RAYMARの靴も底付け時に、底をガシガシ叩いて平らにするか、機械で平らにするか、、、
ご存じのように、RAYMARの靴は中国工場で作られています。
中国の職人さん確保ってのも大変みたいで、あまり負担をかけられない事情があるようなことは大石さんがブログでも書かれていました。
工程を増やすのは大変かもしれませんが、是非とも踏み付け部の丸さを平らにしていただき、接地でブレることを少なくしていただきたいところ。
工場の職人が対応してくれるならば、さらに良い靴になりますし、RAYMARがより広まるかと思ってます。
そうすることで、ブランド力がさらに大きくなり、経営面でもより良くなるのかなと。
とりあえず、現状RAYMARを持っている人で、自分と同様のことを感じている人。
唯一の解決方法は
オールソールですね。
高いですけど、、、
個人的には、他にもRAYMARの靴について指摘したい部分がありますが、別にRAYMARにイチャモンを付けているわけではありません!
これはマジです(‘◇’)ゞ
好きなブランドであるからこそ、より良い靴を提供していただき、革靴業界の中をグイグイ進んでほしいと思っております。
ではでは。