ケアの基本は、、、

はい、どーも革靴人の鈴木でございます。

 

最近お客様にも靴のケアについて聞かれることが多くなりました。

非常に良いことですね。

良いモノを長く使うって本当に文化的だと思います。

結果的に地球にやさしく、人にやさしく、、、。

 

頭の中でブルーハーツの曲が流れました(;・∀・)

 

でもって、ケアの基本は適度な柔軟性を維持してあげることかなと。

革によって特性が異なるので、厳密には革を見て判断する必要がありますが、

あまり難しく考えるのはシンドイので気楽に考えましょう。

 

簡単に言うと、植物を育てるのと同じ。

 

 

良く見てあげること。

 

 

植物が、害虫に喰われていたり、花色がかすれていた場合には、

発見後すばやく対応することで、大きな被害を免れます。

気付かず長く放置すれば、その分被害も大きくなります。

良い薬を使うことではなく、頻度高く見てあげることが、マジ重要。

 

 

靴も同様で、放置期間が長いと、再生不能になりがち。

なので、靴を良く見てあげて、必要最低限なケアを行うだけで、寿命が長くなります。

高価なケアグッズが良いわけではないです。

 

デリケートクリームや乳化性クリームだけでも問題ないです。

 

 

もっと掘り下げると、女性のお客様には下記のように伝えてます。

①デリケートクリームが無くても焦る必要は無いです。

②余ったハンドクリームでも十分。

③普段のように両手にハンドクリーム塗ったら、その手で靴表面全体を撫でるように擦り込んでください。

 

これマジです。

肌に付けるモノって革との相性自体は悪くないです。

柔軟性も確保できますし、油分があればツヤも出ます。

もちろん注意点はあります。

 

 

塗り過ぎはダメ!絶対!

 

 

何故かというと、クリームと革の相性によっては浸透しやすいモノがあります。

そうなると、シミになる場合があるんですね。

これは靴関係のクリームでも同じですが、明るい色の革で塗り過ぎはマジヤバいです。

 

 

特に屈曲する部分については良く見てください。革の負担が大きいところですからね。

本当はそういうところに、トラやシワが入っている部材を使うと靴の寿命が延びるような気がします。

ヨーロッパではトラやシワが入っている靴が普通に売られているのは、自然のモノという考え方もありますが、

もしかしたら材料として、適材適所ってのを考えているのかな、、、とも思ってます。

 

 

いつか、ヨーロッパの靴職人に会うことがあったら聞いてみたいですねえ。

 

ということで、本日は以上っす。

ではでは。

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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