はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
明日も店舗に居ない時間帯がございますので、ご容赦くださいませ。
バタバタしておりまして、すいません!
さて、本日は吟積みについて。
ヒールの積上げ部分(トップヒールと本底の間部分)の仕様ですね。
廉価なヒール仕様では木製だったり、革を砕いて固めたモノ、トップヒールと一体成型になっているブロックヒールなど
実は色々な種類が存在しています。
そこで、高級とされているのが、革を一枚一枚積上げていく「吟積み上げ」という仕様です。
革の吟面層が積み上げることでセクシーになるわけですけど、このコダワリを持つ人も多いです。
ぶっちゃけ自分は吟積み仕様が好きだったりします(^_^)
エスカレーターで前に立っている人のヒールが吟積みになっていると、普通にカッケーと思ってますよ。
とはいってもね、この仕様が一般的かと言われたら、そうではないです。
理由はコストですね。
店舗は利益を上げる為にどうしても原価率を下げざるを得ない。そうすると吟積みが使われないのが普通になるかなと。
最近の靴業界傾向としては、どうしてもこうなってしまう、、、残念っすねえ。
最近の傾向としては定番の黒や濃茶の靴が多い為、どうしてもコバは黒や濃茶になってますから、ヒール仕様にまでこだわる必要は無いってところでしょうか。
正直なところコバの色が黒ならば、他の部材でも見た目も変わらないので自分も特にはコダワリません。
ただね、コバの色が明るいならば、この部分って結構大事かなと思ってます。
自分が現在進行しているSFC(ウチのオリジナルシューズ)についても予算が許すならば吟積みにしたいところです(・∀・)
ということで本日はこの辺で。
ではでは。