はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
本日までビッグサイトで行われていた国際シューズEXPOに行ってきましたよ。
各国の靴メーカーが同展示会に出展していましたね。
もちろん、自分は紳士靴を基本として見て回ってました。
以前とは違うメーカーや部材メーカーも出展されていたので、面白かったですね。
商品を見せるわけにはいかないので、とりあえず、サクッと雰囲気だけね。
幾つかの海外メーカーとは折衝をしましたよ。
ショップオリジナルシューズの一部は海外メーカーにも依頼したいなあと思ってますね。
木型だったり、デザインだったり、革だったり、どこまでのクオリティコントロールができるのか。
そういった、ベーシックなことを聞いたりしてきましたね。もちろん金額もね( ´∀` )
デザイン的には、著名メーカーの靴デザインをうまく取り入れているので、
そこは素晴らしいっすね。
パクリというか、オマージュというかは別として、トレースする技術ってのはマジ大事です(≧◇≦)
トレースすらできないメーカーが良い靴を簡単には作れないですからねえ。
足を考えているメーカーはチョイチョイありましたね。
インソールからのアプローチだったりとか、インドメーカーでも医療アプローチだったりとかね。
残念ながら足型と靴型とのフィットを考えているメーカーは少ないんですけども((+_+))
靴磨きファンにとって非常に大事な革質。
コレは正直厳しかったっすね。
一部メーカーは原皮をヨーロッパから仕入れて各国で鞣しているのですが、
クオリティに関しては結構な振れ幅があるので、最近流行りの靴磨きマニアにとっては厳しい靴が多いってのも事実ですねえ。
もちろん、安い靴が多いってのもありますからね。
国際的な潮流なんでしょうけど、コスト優先で基本「安く!安く!」という商品が中心。
以前に赴いた際には、ポルトガルも含めてグッドイヤー製法を扱うヨーロッパメーカーもありましたが、今回の紳士靴は日本を含めてアジアだけだったかなあ。
イタリアで行われているMICAMとは全くスタンスが違うので仕方ないですけども、並んでいる靴の多くが安価なスニーカーやサンダルなどが主体ってのはちょいと寂しい感じ。
紳士靴も、8割がセメント製法。
修理できない靴ばかりでしたね。
特にインドメーカーは「修理はしないで新しい靴を買った方が安い」という日本で良く耳にする言葉を頻繁に聞きました。
インターネット上で販売されているような安価な紳士靴がマジ多かったですねえ。
こういったモノを仕入れて、日本で売っても、安かろう悪かろうに留まってしまうよね。
安ければ何でも良いという人が欲しがるならば、どうぞ!って感じやね。
面白い出会いもありましたので、この辺については、また!
ではでは!