はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
もうそろそろ、消費税8%の時代が終わり、10%の時代になりますね。
そういやあアメリカ各州のSales Taxよりも日本の消費税は高いんすよねえ。
「欧米ではこうなのに、日本は、、、」っていう人は消費税にも同じように言ってほしいところ(・´з`・)
さてさて、今日は各国の靴メーカーの雑感をねチラっと備忘録。
まずはイギリス靴
またファミリーによる家内制手工業からの発展形という流れで、質実剛健というイメージがありますよね。
と同時に個体差が大きいことがあったりね。悪く言えば雑なところがあった。
メーカーによっては、一人が複数作業を担当することもあるので、そうしたことによる個体差なのかなあと。
ただ、この辺も変化しつつある。
その変化の原因の中で大きいのはアパレル系超巨大コングロマリットによる靴メーカー買収。
ブランド傘下になることでQC(クオリティコントロール)が向上してるんじゃね?って思ってます。
イギリスが自国で靴作りをし続ける限り、紳士靴の王道っぷりは揺るぎない感じがします。
ちょいと懸念されるのは、ブランド傘下になった靴メーカーがブランドの方を向くか、ユーザーの方を向くかってことくらいですかねえ。
次にイタリア靴
元々、家内制手工業を軸として発達してきたイタリア靴。
同族ファミリーによる会社体制作りがベースだったので、各工房の魅力が千差万別。
イタリア人気質も反映されて、エロい雰囲気の靴が多々あります( ´∀` )
ただ、同時に次世代への承継問題などが多く取りざたされていましたね。
実際に、ファミリー内で承継できずに消えていった工房やメーカーもあります。
ヨーロッパのアパレルグループによる買収が進んだことにより、大手靴工房は経営が安定し、ブランド独自の色を維持できたりしているようですね。
もちろん、買収されたブランドの為の靴も作らないといけないので、その辺はトレードオフってところです。
ただ、未だに多くのイタリア靴の工房がファミリー体制で行っているので、楽しい靴が多くありますよ。
あー、イタリア行きてえ( ´∀` )
でもってアメリカ靴
もうね、アメリカの革靴といったらごっついイメージっすね。
元々REGALもブラウン社というアメリカのメーカーブランドでしたけど、REGAL王道のトラッドがザ・アメリカ靴といて良いでしょう。
特にロングウィングと呼ばれる靴はアメリカ感が強いっすね。そのほかにもUチップやサドルシューズはアメリカっぽく感じます。
とは言っても、現在まで靴事業を行うメーカーは片手に満たないんじゃね?って感じ。
大きいところでは、オールデンやアレンエドモンズくらいでしょうか。
あとはどうなったか?
アメリカ特有の合理的な考えにより、ほとんどは海外に移転されてしまったんすね。
結果、産業空洞化が起きましてね、当時靴工場で働いていた人は全員解雇っす( ;∀;)
今、アメリカ製のアメリカ靴を楽しもうと思ったらビンテージ系の靴を手に入れるか、
チョイ高めですけど上記メーカーの靴を購入するかって感じです。
個人的には新しいアメリカ製の靴が出てくると嬉しいんですけど、今のアメリカの体制では無理だろうなあ((+_+))
欧米では、ポルトガル、スペインや、東欧といったところから、メキシコやカナダっていうポジショニングもあるので、
この辺もその内ってことで。
ではでは。
2019年9月末までの特別割引がもうすぐ終了しますのでね、悪しからずご了承くださいませ。
10月からは諸々改定予定ですm(_ _)m
カスタムメイドシューズ 3,000円引き(例. 税別40,000円→税別37,000円)
女性用オーダーコンフォートシューズ 1,500円引き(例. 税別25,000円→税別23,500円)
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