はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
先日大宮そごうに寄った際に、リーガルにも立ち寄りましてね多数の商品たちを見てきました。
ちなみに自分はココでリーガルのBTOを3回ほど作りました。
1足目スクエアトウ/ダブルモンク
2足目スクエアトウ/ストレートチップ
3足目ラウンドトウ/セミブローグ
「オーダー」って文字に憧れていた自分でしたね( ´∀` )
でもって、ちょっと気になったのが新商品にも多く使われているラバーソールの靴たち。
このコンビは実物見て(*´▽`*)
最近だとゴアテックスなどを使ったり、エアーローテーションシステムって言ったか、ラバーソールで歩く度に空気対流するって靴なども多くなりましたね。
革底の靴が本当に少ないっすねえ。圧倒的なラバー底の数、、、。
店員の方に聞いたら「革底の靴があまり出ない(売れない)のでラバーが多いですね」ってことでした。
まぁ、個人的な印象ではありますが、リーガルに革底を求める人は少ないかもしれんね。
「リーガル」ブランドが一般的になりすぎて、マーケットにおける最上級感は無い気がしますし、この辺はなんとも言えません。
とはいっても、シェットランドフォックスやREGAL TOKYOやREGAL Shoe & Coのように
挑戦的な上級ブランドを出すことによって、リーガルとしてブランド補完しているのでしょう。
でもって店舗内の全体的な傾向。
スクエアトウのロングノーズの靴たちが非常に多いんすよ。
知人に聞いたのですが、現社長が「イタリア風の靴を多く製品化する」って言ったらしいのですが、
中の人ではないので、真偽のほどは分かりません。
ただ、間違いないのは商品群にロングノーズ&スクエアトウが増えているってのは間違いない。
でもって、恐らく木型に依るんでしょうが、店頭に並んでいる段階でトウスプリングが大きい靴が結構見られます。
んー、何故!?
ロングノーズでトウスプリングが高すぎる靴ですと、尖がり靴に見えて、スーツに合わせると、ちょいとダサく見えてしまいます。
ラフな服装だったら良いかもしれませんけど、、、。
もし本当にイタリア風の靴をって思うならば、もう少し適切な高さにトウスプリングを設定すべきかなぁ、、、って思います。
その方が、シュッとした感じでカッコイイですしね。
ロングノーズだからこそ、ダボっとしたスーツを着たオッサンではなく
スマートなスーツを着た人が履くとカッコよく見えるかなと。
個人的な思いですが、せっかくリーガルとして良質な革を用いているのだから、出来上がった靴もしっかりと雰囲気を残してほしいところ。
触ると、良さげな革も多いんすよねえ。
もしこの辺のスクエアトウを求める方は、両足履いてから、しっかりと店内を歩きましょう。
立った時にトウスプリングが高い靴は蹴りが甘くなるので歩きにくいっすよ。
ロングノーズのスクエアトウを綺麗に作って、履いてもカッコイイってのは本当に難しいみたいです。
ちなみにイタリア系の靴としては木型を含めカッコイイ靴が多いのはマドラス社ですね。
もちろん会社としての成り立ちでイタリアの技術が絡んでいるので、この辺は当然といえば当然。
まさに真骨頂でしょう。
実は、自分の手元には今マドラスの靴は一足も無かったりします。
以前に一足持っていましたが、ウィズが合わずに手放してしまいました( ;∀;)
踏まず部がしっかりと絞ってあったんですけど、3Eでボールジョイント部分の足囲がブカブカ、、、。
長距離歩くと疲れる靴でした。今思えば、フィッティングも甘かったんでしょうね。
フィッティングも含めて再度チャレンジしたいっすね。
ということで、また。