はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
先日アメリカ在住の知人が一時帰国していて、久しぶりに会ってきました。
その際に言われたのが
「この10年くらいで日本人って運転が下手になってない?」
ドキッとしましたね。
昨今の年配の方々の事故や、急発進の事故などニュースで見る限りでもその言葉は間違ってないのかもしれません。
「特に歩行者に対するケアが雑過ぎる」
「歩行者が居たら徐行するのが当然なのに、煽ってくるバカや加速するバカが多い」
「なんでそんな焦ったような運転をするの?」
とのことです。
確かに、今の日本人は何か追われるように精神的に焦りを感じている人が多くて、他人をケアする余裕が無くなっているのかもしれませんね。
自分も歩行者に気を付けて運転をしたいと思います。
今こそ「狭い日本 そんなに急いで どこに行く?」っていう標語が必要なのかもしれませんね。
はい、ということで本日は前回書いた女性の足について。
特に外反母趾。
女性客のご来店が非常に多いことから、女性が靴でご苦労をされていることはお伝えしましたが、
特に外反母趾による負担が多いようですね。
女性の骨は男性と比較して華奢ってこともあり、外反母趾や内反小趾になる割合は圧倒的に女性なんですよね。
実は大きすぎる靴や小さすぎる靴を履いている男性もそうした症状が出ています。
けれども骨や筋肉がしっかりしていて、女性ほど酷くなりにくいというのが実態。
男性の方も、外反母趾気味、内反小趾気味という方は結構いらっしゃいますよ。気を付けましょう。
ちなみに外反母趾で痛みがある間って実はまだ症状が軽いんですね。知ってました?
外反母趾とかって、ある一線を超えると痛みが消えるんです。
その一線ってのが
脱臼
です。
これマジです。
外反母趾が酷くなり、遂に関節が脱臼状態になってしまうと、痛みが消えてしまうらしいんですね。
痛みが無くなるなら、いいじゃん!
っていうのは最悪。
脱臼した状態でも歩けてしまうのですが、足裏で体重を支える為のバランスがさらに悪くなり、
足だけでなく、身体全体の姿勢が悪化していきます。
そうすると、神経痛だったり、手足の痺れだったり、本当にヤバい症状が彼方此方に発生するかもしれません。
「外反母趾でも今履いている靴にインソールを入れれば大丈夫」みたいな告知をしているメーカーや店舗もあるようですが、ありゃ雑過ぎ。
インソールはあくまで仮設。今履いている靴にそこそこ厚いインソールを入れたら、甲に掛かる圧が大きくなり、逆に足への悪影響が出てくる恐れもあります。
「柔らかい薄目のアッパーの靴ならば大丈夫」とか告知しているメーカーもありますけど、あれも超雑!
女性の足が華奢だからこそ、馴染みやすい素材でしっかりと包んであげることが大事なのに、そんな柔な素材で大丈夫な訳がねえだろ!?
と、怒りモードに入りそうでしたが、深呼吸しましてね( ´∀` )
単独でインソール買っても無意味だと思ってます。
そのインソールを入れる靴の足囲の内周が小さくなり、甲にかかる圧力やボールジョイントの位置も変わります。
どうしてもインソールが良いって人は、インソールと靴がセットで販売しているところならば良いでしょうね。
セットで歩き心地が分かりますからね。
履き心地ではありませんよ、歩き心地です!
ググれば分かりますが、進行した外反母趾を治す方法は医療による手術しか無いんですよね。
外反母趾で辛い思いをされている女性が身近にいる場合には、是非ググってもらって外反母趾に強い医療機関に赴くことをオススメしますよ。
こればかりは靴屋で、どうのって問題では無いんですね。
外反母趾気味って人は、ご自身の足にフィットしている靴を履いて外反母趾の進行を抑えてください。
ちなみに、ウチではインソールは扱っていませんよ。
靴屋なので、レディースの靴を扱いますよ。
パターンオーダーですけど女性の足長と足囲を測り、それに合わせた好きなデザインと好きな革をお選びいただけます。
今月末から扱えたら、、、と思っております。
が、結構な金額の投資が必要というね(;・∀・)
ということで、ではでは。