ZOZOMATは良い

はい、どーも革靴人の鈴木でございます。

 

梅雨の中休みって感じで暑くなってきましたね。

小さい店舗ながら空調全開ですι(´Д`υ)アツィー

 

さて、靴マニアにとっても話題になっているかもしれないZOZOMATについてね書いてみようかと。

引用:ZOZOTOWN

 

結論から言えば、コレは良いと思います。

靴業界にとっても、手軽に自分の足を測定できるってことは革命的なことでしょうね。

 

通常足を測ると言ったら、ショップにて手計測、専用スキャナーを用いた2Dや3Dデータスキャンがほとんどでしょう。

それを自宅でできるならば素晴らしいかと思います。

 

足を測るということについては、ネガティブな要素が全くないでしょう。

自分の足を知らずに靴を購入していた現在の市場に対してこういったアプローチはとても良いことになるでしょう。

 

自分も含めて、足の筋肉量だったり、骨の形だったり、日々変化しているんですよね。

だからこそ、購入時にトリガーになる数値が足長以外にもあるようならば、とても良いことです。

 

技術的には、色々と詰めないといけないでしょう。

そもそもZOZOMATの測り方では、あまりにも前かがみになっており、測定方法としてはアウトかなと。

せめて、可能な限り正確な数値を出すならば他人に測ってもらう方が良いでしょう。

そうすれば、高齢者も対象になるでしょうね。

また短靴を購入する際やブーツを購入する際では、必要なデータも変わってきます。

あとは使用素材によってもフィッティング特性が変化する為、どういった素材選びをするかによってもサイズ選びやデザイン選び自体が変わるでしょう。

言うと、キリがないですけど、こうしたことを少しずつでも改良をしてアップデートしていくことで、非常に良いアプローチになるんじゃないかな。

もちろん、足型スキャンを生業としている会社は生き残るための差別化や付加価値は必須になりますからとても大変でしょうけど、

こうした流れは必然のような気がします。

 

 

経済的な観点についても、考える余地はたくさんあると思いますけどね。

この測り方を用いて、既製靴に行くならば、ユーザー体験としては陳腐になりがちかな。

かといって、あまりにも高価な靴になってしまっても相当なブランディングがなされていないと顧客満足度は得られにくいですね。

 

 

このZOZOMAT自体は可能性が十分にあるでしょう。ただZOZOSUITとは別のアプローチをした方が良いかと考えます。

頭には具体的な活用方法が浮かんでいますが、あまりにもZOZOTOWNがイメージする使い方とは異なるんで、ここでは書きません( *´艸`)

 

 

いずれにしても、ZOZOのアプローチはとても応援したいですね。

 

 

ではでは。

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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