はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
店を始めて1週間が経過。
小さい店で大した宣伝もしていないのにお客様に来ていただき本当に感謝でございます。
内装を担当してもらった会社の方に
無償で昨日カッティングシートを貼っていただきました。
アザーッス!m(_ _)m
お客様も千差万別ですねえ。
既にデザインを決めている方もいらっしゃれば、まったく決めていない方も。
足計測からお支払いまでは、大抵40~60分程度掛かりますので、
お時間が無い方はご予約をオススメしますよ。お気軽にお電話ください。
注文しなくても靴の話だけでも大丈夫ですよ( ´∀` )
でもって、特にオーダー靴を作る方がそうなのか分かりませんが、やはり皆様の足が本当に細いですね。
JIS規格でいうところのD~2Eくらいの中に収まります。稀にBって人も居ますけど。
そうした方々が3Eや4Eのような幅広靴を履かれている、、、。
甲高幅広な足だとご自身で思っていらっしゃったようです。
足を測り、勉強するまでは、自分も甲高幅広な足だと思っていたので実は皆様とまったく同じ。
もしかしたら大抵の日本人はそういった認識なのかもしれませんね。
草履や下駄文化の日本だったから足に対する考え方が靴文化の欧米に比べて多少は雑になってしまうのは仕方ないですけど、
はっきり言って今でも足教育自体が杜撰なんですよね。
ちなみに、色々なお客様がいらっしゃいますけど、踝の位置が下気味だったり、
土踏まず上にある舟状骨近辺での奇形が見受けたられたり、、、
そうしたことが原因で靴を履いた際、足の痛みに繋がってしまって、
結果的に上記のような甲高幅広だと勘違いに繋がってしまうんですね。
まぁ、そんな事情がユーザー側にある。
でもって、靴メーカーも「足に合わせた靴」ではなくて、どうしても数を売るために「足入れ優先の3E~4Eなどの幅広既製靴」を売りたがる事情も理解はできますね。
結局、日本では靴市場自体が顧客の足を見事にスルーしながら形成されていき、足に合った靴を履きたい方の需要には応じないってなったんですね。
昔は多かった日本の誂靴(あつらえぐつ)、いわるゆるビスポークですけど、今の日本ではマイナー文化なので、まだまだ高いしね。
サバイバルしないといけない靴メーカーと自分の足に無頓着な人が多いマーケット、、、
まあ、そうなるわな。
足は大切ですよ。多くの人が心臓と一緒に死ぬまで使いますからね。
ではでは。