はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
以前にも紹介したシェットランドフォックス。
このブランドは本当に曲線を多様して設計されているので、作るのが大変だろうなぁ、、、と思ってます。
しかも、お店の方に聞いたら、
「これは前部がグッドイヤー製法で後部がマッケイになっているので、履き心地は良いですが、修理できるところは多くないですよ」
だそうな。
リーガルのオフィシャル修理に出せよ!ってことを暗に伝えていたのかもしれませんね(・∀・)
この靴名称はアバディーン。
これアッパー形状が若干ロングノーズでスクエアトウ。
なので、容易に爪先が削れるでしょうね。
さらに、底面が固めな上に、黒く塗られるカラス仕上げの為、ツルツルすべり、自分の生活環境ではキケンと判断し、
履き始める前になじみの修理屋さんにてハーフラバーとトライアンフを貼ってもらいました。
※形状を考えると、ヴィンテージスチールの方がビシっと決まったかもしれませんが(^_^;)
前にも書いたと思いますが、スチールトウを付けてもらう際には、大抵、ハーフラバーを同時に貼って貰うことをオススメします。
スチールトウの厚みがおよそ、1.8mm。ハーフラバーも商品によりけりですけど、1.2~2mmくらい。
なので、スチールトウと同じ厚みのラバーを選択すれば、爪先を削りこまずに貼れますよ。
爪先を削ると、靴によってはダシ糸を切ってしまうことになるので、強い衝撃で爪先に異変が起きてしまうこともあり得ます。
できればダシ糸は切らない方が、靴にとっては良いですからね。
でもって履き始めるとやはり、というか予想通りですけど、履き始めてから爪先がバンバン削れてきました。
ロングノーズっぽい靴はカッコ良いけど、メンテ的には金もかかるし、ちょいと手ごわい(´・ω・)
ではでは。