シェットランドフォックスにハーフラバーとトライアンフ付けてみた

はい、どーも革靴人の鈴木でございます。

 

以前にも紹介したシェットランドフォックス。

このブランドは本当に曲線を多様して設計されているので、作るのが大変だろうなぁ、、、と思ってます。

しかも、お店の方に聞いたら、

「これは前部がグッドイヤー製法で後部がマッケイになっているので、履き心地は良いですが、修理できるところは多くないですよ」

だそうな。

 

リーガルのオフィシャル修理に出せよ!ってことを暗に伝えていたのかもしれませんね(・∀・)

 

この靴名称はアバディーン。

 

これアッパー形状が若干ロングノーズでスクエアトウ。

なので、容易に爪先が削れるでしょうね。

さらに、底面が固めな上に、黒く塗られるカラス仕上げの為、ツルツルすべり、自分の生活環境ではキケンと判断し、

履き始める前になじみの修理屋さんにてハーフラバーとトライアンフを貼ってもらいました。

※形状を考えると、ヴィンテージスチールの方がビシっと決まったかもしれませんが(^_^;)

 

前にも書いたと思いますが、スチールトウを付けてもらう際には、大抵、ハーフラバーを同時に貼って貰うことをオススメします。

スチールトウの厚みがおよそ、1.8mm。ハーフラバーも商品によりけりですけど、1.2~2mmくらい。

なので、スチールトウと同じ厚みのラバーを選択すれば、爪先を削りこまずに貼れますよ。

爪先を削ると、靴によってはダシ糸を切ってしまうことになるので、強い衝撃で爪先に異変が起きてしまうこともあり得ます。

できればダシ糸は切らない方が、靴にとっては良いですからね。

 

でもって履き始めるとやはり、というか予想通りですけど、履き始めてから爪先がバンバン削れてきました。

ロングノーズっぽい靴はカッコ良いけど、メンテ的には金もかかるし、ちょいと手ごわい(´・ω・)

 

ではでは。

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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