はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
う、眠い!
先々月になりますが、初めての手製靴が完成しました。
外羽根/コンビ/複式縫い/ダブル巻/ヒドゥンチャネル/吟積み、、、って仕様です。
完成してね、嬉しかったですけど、すぐにトーンダウンしましたよ。
だってね、、、、
簡単に言えば、全て甘い!(╬゚◥益◤゚)
木型がキチンとしているので、履き心地はまぁまぁってのが唯一の救い(;´д`)
デザイン、型紙起こし、裁断、縫製、釣り込み、底付け、仕上げ、、といったことを全て行ってみると
ハンドメイド靴が付加価値が高くて高価ってのが良くわかる。
さらに、ビスポークで木型から削り込むなんて30万円程度は決して高くないと本当に思う。
こりゃ、手間が掛かりすぎる作り方だわ。
これだけ手間がかかるってことが分かっただけでも、今回作業した価値があったかなと。
これをあと、何十足、何百足と作っていき、少しずつ自分で納得がいく靴に近づいていくのかも、、、。
といっても下手すれば、生涯ずーっと納得することはないのかもしれないけど。
次に作った靴はさらに酷いから見せたくないけどなぁ、、、まあ見せますよ(^_^;)
そのうち、、、ね、、、、
別に売るわけではないから、良い良い。
ちなみに、、、
アッパーで使っているワイン色の革は宮城興業本社にて販売されていたハギレの革だったりします(*゚▽゚*)
ハギレとはいっても、トラやスジが無い厚めの革だったので、宮城興業リスペクトの自分は思わず使ってしまいました。
この革は2mm以上あって、分厚い上にコシのある革で、釣り込むのがマジ難しかった、、、。
さすが宮城興業さんです。こういった革で革靴を作って綺麗に仕上げるなんて、、、さすがプロです。
トゥラスターっていうマシンを使っているかもしれませんけど、それでもすごい。
いやあ、改めて宮城興業さんはじめ、靴メーカーの凄さを感じることができて、さらにリスペクトすることになりましたよ。
今回は宮城興業さん、マジすげーっす!ってことですね。
ではでは!