子供靴における足へのフィット

はい、どーも革靴人の鈴木でございます。

 

これから子供靴を作り始める予定なので、今日は子供靴で気になった靴における足へのフィットについて。

 

初めて履かせるファーストシューズは歩くための靴ではありません。なので、ここでは割愛。

1歳や2歳くらいから履かせる歩くための靴についてですね。

 

以前にも書きましたが、子供の脚は成長過程なので非常に重要な時期。

ですので、しっかりとした靴を履かせるべき。

 

靴の締め方はだいたい下記三種類かな。

 

  1. 面ファスナー(マジックテープやベルクロと呼ばれるモノっす)
  2. スリッポン

 

紐は子供自身で締めるのはほぼ不可能で、面ファスナーは子供の成長具合によって自分で締められますね。スリッポンは靴の形状によりけりですが、自分で履けたり履けなかったりです。

 

結論から言ってしまえば、子供の環境によって履かせる靴って変えるべきかと個人的には考えてます。

 

親と一日中、一緒に居られる休日などはしっかりとした紐靴が良いでしょうね。

親が子供の足を触りながら履かせて、しっかりと紐を締めてあげましょう。

 

最近は共働き家庭が多いので、子供を保育園や幼稚園などに預けることも多いですよね。

そうした時には先生方のご負担を減らさないといけませんから、面ファスナーやスリッポンの靴になるかな。

先生たちのご負担を減らすことで、子供達への目線が増やすことが、こうした集団生活の場所では優先事項だと考えます。

 

休日に子供の足を触ってしっかりとした靴を履かせることで、足の不具合などを早期発見できます。

子供は骨が柔らかいから、大きすぎる靴を履かせてたら、すぐに外反母趾になり、

小さい靴だと、ハンマートウになり、健康的な成長を阻害します。

 

なので、だいたい3~4足くらいを子供靴として用意してあげると本当は良いです。

子供も靴に対して興味をもって、この靴は履きやすいけど走りにくいとか、自分で早くからわかるようになりますよ。

 

とはいっても、残念ながらほとんどのご家庭は子供靴を何足も履かせないようです。

子供の数が昔のように多くないからこそ、足元には是非とも気を使ってあげてくださいね。

 

ちなみに、写真は自分の子供ですけど、これはMIKIHOUSE製の革靴。

新古品で1500円程度で手に入れた靴です。

くるぶしまで保護されているので、子供自身では履けませんから、履くのは週末のみ。

屈曲性も良く走っても三輪車に乗っても足へのフィット感が良かったのか、子供は気に入って履いていました。

履き始めてから6ヶ月ほどでサイズが合わなくなり、履けなくなりましたが、良い靴で、型崩れもまったくなかったので、親戚に送りつけてあげました(*゚▽゚*)

 

 

ではでは!

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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