はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
今まで本社セールでヒロカワ製靴の入口だけは訪問したことがありますが、
今回は初めて、工場の中まで入りました(*゚▽゚*)
細かい事は書き出すと長くなるので、今回はあくまで雑感だけです。
エーラウンドという浅草の地場産業を盛り上げようとするイベントの中に「スコッチグレイン工場ツアー」がありましてね、
それに1,000円払って参加させていただきました。
13:30に浅草のエーラウンド指定場所に集合。
30名くらい参加。
ヒロカワ製靴は浅草ではないので、そこから東武電車で東向島駅まで移動です。
1,000円払っているからそこから引かれるのかと思いきや、自腹です(笑)
申し込み時に書いておいてほしいわ。実行員会さん、忙しいとは思いますが、よろしくです。
団体移動で東向島から15分くらい歩き、本社到着。
以前に行った工場と変わっておりませんが、すぐ後ろに新工場建設中らしいです。
現在工場が3箇所に分かれているのですが、それが東京オリンピック時には1箇所に集約するので、効率も良くなりそうですね。
ツアーの流れはざっくりですが、下記のような感じでした。
社長による会社説明
社長や社員による革の説明
4つのグループに分かれて工場見学スタート
本底・中敷作成
↓
甲革裁断
↓
縫製
↓
木型倉庫
↓
釣り込み
↓
ウェルト縫い
↓
本底出し縫い
↓
ヒール付け
↓
塗装
↓
仕上げ
社長による質疑応答&オリジナルブランド創世記のお話を最後に工場見学終了です。
工場見学終了してから、基本は徒歩で奥浅草まで戻ります。
但し、帰宅する人は、工場見学後に即解散することも可能でした。
若干雨降りでしたが、無事に奥浅草のエーラウンド会場に16:40頃に戻りました。
このツアーの中で、面白かったシーンとしては、木型倉庫で社長が自慢の木型を説明している際に、創業者である会長が乱入し、説明途中に割って入ったら社長が苦笑いwww
会長は非常に上機嫌で見学に来てくれた人に自慢げに色々な話をしてくれましたね。
自分の足型はスコッチグレインの靴に合わないということは以前も書いておりますが、
会長から社長に代替わりする際に大きく木型に手を入れたらしいです。
会長3E型から社長3E型を新規作成。
これ関してはアチコチに逸話が残っていますね。
社長が一生懸命削ったら、翌日会長によってパテ盛りされていたという話しとかね(笑)
社長が大きく手をいれた後は若干のマイナーチェンジだけ行っているだけのようです。
社長3E型から社長E型を新規作成。
でもって、ここ数年は木型を変化させていないらしいです。
てことは、スコッチグレインの靴は当面自分の足型には合わないんだろうなぁ(;>_<;)
ということで、また!