はい、どーも革靴人の鈴木でございます!
随分涼しくなりましたねえ、、、と言いつつ久しぶりの投稿でござる!
今回は爪先&ハーフラバーのお話。
新たに革底の靴を下ろす際どうしてます?
そのまま履き下ろしますか?
それとも何か手を入れてから下ろしますか?
この辺は革底を履く人の好み。
オールソールする頻度が高くなったとしても、革底を愛する人たちが多いってのは理解しております。
コスパは悪くても、やはり革底のしなりってのは気分的にも良いんですよねぇ(*゚▽゚*)
でもって、自分の場合、ハーフラバーは当然のように入れちまいます( ´▽`)
靴の状態によってはトウにスチールを当てることも多いっす。
例外はありますが、概ね下記のような感じで使い分けます。
1. 革底でトウスプリングが少ない靴
→必ずスチールを入れてハーフラバーを入れます。
2.革底でトウスプリングが多い靴
→ハーフラバーだけ貼ります。
3.革底で爪先部分だけゴムの靴
→ハーフラバーのみを貼ります。
そこそこ歩く一般的なビジネスマンにとっては、ハーフラバーは今の日本では大事かなと考えます。
ヤスリのようなアスファルトが革底を削りまくり、濡れたタイルが革底との摩擦を減らし危険な転倒を促してくれます(╬゚◥益◤゚)
でね、自分も何度も経験がありますが、トウスプリングが少ない革底をそのまま履き続けると、自分の足に合わせて反る前に、爪先部分がものすごく削れ、もしかするとウェルト(押しブチ)まで削ることもあります。
そうすると靴にとっては非常に大きなダメージを負うかも、、、。
修理代も高いし、、、(´;ω;`)
それを阻止するのがトウスチール。
トライアンフ、ビンテージスチール、ジェリーフィッシュなど色々な種類がありますが、どれを貼っても3,000円以上は追加で掛かり、コスパを考えると悩ましいところです。
未経験の人で、悩んでいたら一度試してみるのも良いかと。
ハーフラバーと一緒に貼れば、トウスチールと高さが合うので、仕上がりが綺麗ですよ。
ついでにハーフラバーを貼る場所の削りが少なくなりますよ。※ハーフラバーを貼る際には接着性能を高める為にグラインダーなどで底面を軽く削ります。
ちなみにトウスチールの耐久性について知り合いの修理屋さんに聞いたら、
「耐久性に大きな違いはないけど、歩き方(爪先の蹴り方)次第なので、蹴り方が強い人は何付けてもあっさり削れるよ」だそうです。
ちなみに、写真は自分が修理屋さんに出したトライアンフスチール3点セット(^O^)
左から、宮城興業のラウンドトウのオーダー靴、RAYMARの靴、宮城興業のチゼルトウのオーダー靴です。
トライアンフスチールを好んでますけど、理由は簡単。
ゴールドがカッコイイから(((o(*゚▽゚*)o)))
アホっぽい理由だな(^_^;)
それでは、また!