My Life, Shoe Life

古びたブーツを綺麗に お手軽版

はい、革靴人の鈴木でございます。

 

手元にあった古びたブーツ。

知人にもらってから、何年経つんでしょうか。

計算したら2020年東京五輪時には30年モノ(^ ^;)

 

手入れはまったくせずに、外で何か肉体系作業のお手伝いをする際にはガツガツと履いておりました。

 

でもって、このブーツがかなりボロボロ。

 

靴好きが、これでは恥ずかしいと急に思ってしまい、手入れをしてあげようと。

 

ただ、あくまで簡単にできる手入れだけです。

 

ネットで見るとね、吟面をヤスリで削って、、、ていうのが散見されますね。

ただ、これは一か八かの場合に限りでしょうね。

 

吟面を削った場合に、もし吟面の下がボロボロだと、簡単に革が割れます。

アッパー(甲革)が割れたら靴としては、致命傷ですからヤバイっすね。

なので、もし皆さんのお手元に「捨てよう」と決めている靴ならば、ヤスリチャレンジは有りです。

「まだ履きたい」と少しでも思うならば、ヤスリチャレンジは思いとどまって革の状態を見極めてからにした方が懸命だと思います。

 

ということで、今回は簡単。

 

何をするかといっても、いつも通ホコリ落として磨くだけなんです、、、サーセン!

  1. ホコリ落とし: 底面は100均のケミカルブラシでゴシゴシしごき、アッパーは馬毛ブラシでホコリを落とします。靴の中も使い古しの歯ブラシでホコリを取ります。さらにウェルト部分やベロあたりもブラシや布を用いて気合い入れて落とします。
  2. クリームいれ: デリケートクリーム塗りまくり。内部の革部分にはミンクオイルを指で塗ります。色が禿げてたら、黒の乳化性クリームを刷り込みます。
  3. 磨く: 外も中もしっかり布を使って磨きましょう。爪先に軽くワックスを塗ると鈍く光り男前になります(・∀・)

以上っす。それだけでこんな感じに復活します。

人前で履いても、怪訝な目をされなくて済むかなぁ、、、てくらいには戻りました。

 

でね、靴内部が古い汗などで履き心地が悪くなったら、水洗いがおススメ。

  1. ホコリ落とし: 底面はブラシでゴシゴシしごき、アッパーは馬毛ブラシでホコリを落とします。靴の中も使い古しの歯ブラシでホコリを取ります。
  2. 水洗い: 黒ですから染みは考えなくてOKですから、ザブザブ水浸けし、歯ブラシを使って隅々までホコリをさらに落とします!特にウェルト部分やベロあたりは気合い入れて落とします@お風呂場
  3. 石鹸洗い: 普通の固形石鹸やボディソープでアッパーから内部まで軽くこすりながら汚れを浮かせます。サドルソープ無くてもタップリの水かお湯で流してあげれば大丈夫ですよ。
  4. 石鹸落とし: 風呂場にてバケツの中でザブザブ洗い、石鹸をさっぱり落としてあげます。
  5. 乾燥: 24時間~48時間程度日陰で乾燥。
  6. クリームいれ: デリケートクリーム塗りまくり。内部にはミンクオイル。
  7. 磨く: グリグリ磨きましょう。

ライトブラウンとか明るい革色の場合は、ガシガシ洗うと、染みになることもありま す。水洗いは要注意です。水を硬く絞った布で内外を拭く程度が良いでしょう。

 

もし、古いホコリまみれのブーツがありましたら、お試しくださいませ。

 

ということで、ではでは。

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