はい、革靴人の鈴木でございます。
手元にあった古びたブーツ。
知人にもらってから、何年経つんでしょうか。
計算したら2020年東京五輪時には30年モノ(^ ^;)
手入れはまったくせずに、外で何か肉体系作業のお手伝いをする際にはガツガツと履いておりました。
でもって、このブーツがかなりボロボロ。
靴好きが、これでは恥ずかしいと急に思ってしまい、手入れをしてあげようと。
ただ、あくまで簡単にできる手入れだけです。
ネットで見るとね、吟面をヤスリで削って、、、ていうのが散見されますね。
ただ、これは一か八かの場合に限りでしょうね。
吟面を削った場合に、もし吟面の下がボロボロだと、簡単に革が割れます。
アッパー(甲革)が割れたら靴としては、致命傷ですからヤバイっすね。
なので、もし皆さんのお手元に「捨てよう」と決めている靴ならば、ヤスリチャレンジは有りです。
「まだ履きたい」と少しでも思うならば、ヤスリチャレンジは思いとどまって革の状態を見極めてからにした方が懸命だと思います。
ということで、今回は簡単。
何をするかといっても、いつも通ホコリ落として磨くだけなんです、、、サーセン!
以上っす。それだけでこんな感じに復活します。
人前で履いても、怪訝な目をされなくて済むかなぁ、、、てくらいには戻りました。
でね、靴内部が古い汗などで履き心地が悪くなったら、水洗いがおススメ。
ライトブラウンとか明るい革色の場合は、ガシガシ洗うと、染みになることもありま す。水洗いは要注意です。水を硬く絞った布で内外を拭く程度が良いでしょう。
もし、古いホコリまみれのブーツがありましたら、お試しくださいませ。
ということで、ではでは。