既製靴の踵

どーも、革靴人の鈴木でございます。

もう10月ですねえ。はや!

そして昨日は台風一過で暑かったすねぇ。身体がしんどい今日この頃です。

昨冬は大量の雪に覆われ、昨夏は酷暑に覆われ、全国で天候や地震による災害もあり、なかなか大変な一年でしたね。

自分も以前の

 

 

勤務先を辞めて、はや半年!(汗)

 

 

ということで、既製靴の踵のお話です( ´▽`)

 

前も書いたかと思いますけど、想いが強いので何度でも書かせていただきますよ。

既製靴、、、こればっかりは自分に合うものが本当に無い!

自分の足が細いってのもあるけど、まあ世の中に合う靴なんて皆無です。

 

「皆さんの足それぞれが全員違うので、ピッタリっていうのは難しいですね。」

というのは優しすぎる言い方。

 

まったく、合わない!

 

つか、既製靴に合う人なんてまず居ないでしょ!?

 

 

ってのが自分の本心。

 

 

だって、ほとんどの靴メーカーにおいて、踵部分は若干大き目に作っているんですね、これに現代人の細い足が合うなんてことは無いわけです。

何故、こんな事態になっているのか?

 

 

答えは単純です。

 

 

日本では、靴選びの際「足入れ」行為だけで靴を選んでいるから。

履くだけで購入するか否かを決めてしまう。

 

 

しかも、大抵靴紐をキツく締めれば、、、、

 

「おー、良いフィット感」

「爪先に余裕があってイイ感じ」

「足入れが楽だねえ」

とかね、靴を履いただけで感じたことを言ってしまうのが普通なんです。

 

 

本来は歩行を補助してくれる道具が靴。

 

歩いて靴の良し悪しを感じなければいけません。

 

なので店内を数歩でも良いので歩いてみましょう。

 

その上で是非感じてください。

 

「爪先が浮いている」

「くるぶしに当たって痛い」

「土踏まずが圧迫されて気持ちイイ」

などね。

 

歩行時の感覚を重要視すべきなんです。

残念ながら、日本では靴購入時にそうしたことが行われていない、、、orz

このような状況でメーカーが甲のベロ部分や踵を締めて歩く為の靴を作れるでしょうか?

 

まあ、無理っすよねえ。

メーカーの皆さん、問屋の皆さん、販売店の皆さん、そしてユーザーの皆さんも、是非店内数歩でも良いので、歩いて購入可否を決めるように考えてくれませんかね?

それが日本の靴業界や靴を活性化して、より靴文化がしっかり根付かせることに繋がるんじゃねえかなあって思うんです。

次の世代に靴のことを紡いでいかないといけないのに「靴はコスパ重視!」ってのは味気ないし、靴のことをバカにしているようにしか思えないのよねえ。

 

 

んー、またまた上から目線で書いてしまい、申し訳ない!m(_ _)m

 

 

ではでは。

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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