靴の適正価格って、、、

はい、こんばんわ革靴人の鈴木でございます。

 

今日は面倒なところにサクっと突っ込んでみようかと。

あくまで私見でね、雑感です(笑)

買う立場からしたら、一円でも安い方が良いですし、

売る立場からしたら、その逆。

この辺は、お互い気持ち良い商取引ができたら良いですねえ。

 

 

正直なところ、化学繊維を使ったスニーカーは安いですよぉ。

だって、どのメーカーも、工賃が安い海外工場を使う場合がほとんどですからね。

あとは製靴費用と輸送費用と国内販売費用。関税なんて大した金額ではないです。

ということで、大半の金額はデザイン代やブランド代が多くを占めるような気がします。

 

性能もブランドを気にしない人は、5,000円以下の安いスニーカーで良いかなと。

ブランドを気にする人は、10,000円以上のスニーカーかなと。

性能とブランドの両方を気にする人は20,000円以上のスニーカーかなと。

でも、とにかく履いてから購入した方が良いですよ。

合わない靴で長時間歩くと足を痛めますしね。

※革を使ったスニーカーは同じデザインやブランドであっても高くなります。革を使っていることで関税がガツンと掛かりますからね。

 

 

では、革靴はどうか?

海外製になると、スニーカーと同様に、製靴費用と輸送費用と国内販売費用はしっかり経費としてかかります。

しかも、主たる材料が化学繊維のスニーカーとは異なり、革靴には関税がガッツリと乗ってきます。

※TPPにより、今後関税は下がってくるらしいですけどね。

「TQ」という関税が安くなる枠を保有しているメーカーは多少関税が安くなるようです。

国内製であれば関税はありませんね。ただ、革を輸入する際に関税は掛かっているので、間接的にはコストに乗っかってきます。

 

そうなってくると、性能もブランドも気にしない安い海外産革靴(大抵セメント製法)を買おうと思っても10,000~15,000円前後はします。

製法がマッケイやグッドイヤーになってくると、工賃が上がりますから、20,000~40,000円はします。

これにブランド代やデザイン代が入るとあっという間に50,000円以上になってくるでしょう。

 

国内産になると、工賃が海外より高いですが、関税が無く輸送費が国内移動だけなので多少安いかもしれません。

とはいっても結果的には金額が輸入靴と大きく変わらない気がします。

 

 

と色々書きましたけど、最終的にはその靴と靴のクオリティに対して、どういう判断をするのかは購入したご自身でしかできません。

なのでね、コスパを考えずに、直感的に「欲しい」という気持ちが強く、金額が納得できる範囲内ならばサクっと買いましょう。

どうしても、コスパを考えたい人は、しっかり考えましょう!→ただね、損得勘定だけで考えることになると、なかなか「買う」って答えにはなりにくいんですよね(^_^;)

 

 

改めて言っておきます、上記はあくまで私見ですからね( ´▽`)

 

では、また。

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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