はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
だいぶ秋っぽくなってきましたね。
今年の冬は雪が大量に降って、さらにマジで暑かったですけど、もうあの酷暑とはしばらくサヨナラですな。
で、最近すげえ気になるのが幾つかの靴メーカーのコピー文言
「日本人の足型に合わせて作りました!」
的な売り文句。
いつも、こんなコピー文言を見ると自分は「???」ってなるんすよ。
マジレスですけど、日本人の足ってみんな同じではないんすよね。
しかも最近では、生活スタイルが細分化しているので、足の傾向だってバラバラ。
生活スタイルが異なれば、足の筋肉の付き方が異なる。
年齢が異なれば、筋肉量が多くなるし、老いれば筋肉量が減る。
そう、100人居たら100通りの足型があるわけです。
つまり、既製靴ってのは、誰かの足型を元にしているだけ。
なので、正確には
「とある日本人の足型に合わせた靴を作りました!」
もしくは
「何人かの日本人の足型を元にその平均値で靴を作りました」
ってのが正解なわけ。
もしアナタが日本人であっても、その「日本人の足型に合わせた靴」が合うとは限らないわけです。
なのでね、革靴を買う際には、是非両足を数分で良いので履いて、店内を軽く歩いてみてください。
サイズも前後を履いてみてください。
そうすると、靴がアナタの足に合うか、歩きやすいか、少しずつ分かってくるはず。
残念ながら既製靴を購入する際に、アナタの足に完璧にフィットする確率は限りなくゼロに近いです。
とはいっても、色々な靴を履いて比較していると、足にフィットするものがあったりします。
一言でいえば、
「ベストは無いけど、ベターはある!」
って感じでしょうかね。
是非、革靴に興味がある人は色々なメーカーの色々な木型の靴を履いてみてください。
デザインよりも前に、歩きやすさのためのサイズ感を靴に求めてもらえると、良いですねえ。
自分のお気に入りの一つであるスタンダード製靴によるDAKSの靴。
自分にとって、フィット感は7割くらいかな。踵が緩い。足囲は革がカーフなのかわからないけど、結構フィットする。
でも歩きやすさは6割くらい。一日履いていると、踏まず部からヒール近辺が少し痛くなる。
たぶん、俺の足型にはフィットしていないんだろうなぁ。ま、こればっかりは一日中履いて、分かることだから仕方ないね。
既製靴では、どこかで妥協しなければならないけど、この辺は経験でしかないよなあ。
と思った今日この頃( ´▽`)
ではでは!