はい、革靴人の鈴木でございます。
手製靴を作りつつ、皆さんに提供したい靴をデザインしております。
一般的なメーカーはどうしても数を売らないといけないので、足が細い人にも太い人にも「履ける」靴である必要があり
幅や踵がどうしても太いんですよねぇ。まぁ、仕方ないですけどね。
自分が立ち上げるのは上記とは反対かなぁ、、、。
さて、今日手元にあった靴はコールハーン。
歴史のあるアメリカンなメーカーです。
細かいコールハーンの歴史は是非ググってください( ´▽`)
非常に力強いデザインの米国産革靴も、現在米国内で生産をしているのは、ほんのひと握り。
大抵はグッドイヤー製法で作っておりました。
コールハーンも米国内で発達した経済学の影響なのか、生産自体をインドへと移し、ほとんどの靴はマッケイ製法。
なぜかマッケイ製法なのにも関わらず、ウェルトに縫い目がある、、、。意味がない縫い目、、、。
確かに外観デザインは現在でもザ・アメリカンな感じ。
でもね、生産をインドに移して、グッドイヤー製法を捨ててしまい、意味無い縫い目を付けてしまうと、なんとなくアメリカ靴の魂が残っていない気がする、、、。
皆さんは、どう思います?