My Life, Shoe Life

靴は壊れるから直せるようにしておくのだ

はい、どーも革靴人の鈴木でございます。

暑いですねえ。シンドいですねえ。甘ったるいジュースが嫌になってきますので、毎日麦茶・・日本茶・中国茶を飲みまくりです。

時には水道水をがぶ飲みしておりますよ。日本の水サイコー!ヾ(*´∀`*)ノ

 

さてさて、このところ靴教室では色々な靴のデザインを習っておりますが、合わせてハンドソーンの授業もあるので

至極多忙な毎日でございます。

加えて、自分で外羽根のプレーントウを作っておりますので、非常に寝不足の毎日。

仕方ないっすねえ。

 

靴作りできないよりも、できる方が、靴を販売させてもらうときにも、靴を発注するときにも、さらにはデザインを考えるときにも役立ちますからね。

なので、針を何度も手に刺しながら、針を何度も折りながらも気合で靴作りをしております。まあ、楽しんで作業してるつもりっす。

そんなこともあり、ブログの更新は滞り気味です(/ω\*)

 

 

でもって、先日靴が壊れました。

雨用に3ヶ月ほど前に購入したセメント製法の靴ですね。

たまたまとあるローカル百貨店にて色が素敵な靴を見つけたんですよね。

セメント製法でしたが、長持ちしてくれたら嬉しいなぁ、、、ってくらいの気持ちで購入。

 

一般的なセメント製法の靴を履くと自分の場合は、ボールガースの内側が壊れておりました。

想像ではありますが、日本で販売されている一般的なEEEの木型ですと、自分のBかCのウィズには合いませんから、

必然的に踏み付け部あたりに負荷がかかり、そこから壊れていたのだろうな、、、と考えております。

 

ただね、この靴は踵に近いところからバクっと壊れましたよ。

珍しいので、思わず写真に撮りました( ´▽`)

 

たった3ヶ月とはいえ、セメント製法でいつ作られたのかは分かりません。

接着剤自体の耐久性にかかっているので、数年前に作られた靴の場合には購入当日に壊れてもおかしくないんです。

踵から壊れるのは少し驚きましたけどね(゜ロ゜)

だって、これって革のどこを接着してあったの!?って感じの構造でしょ?

これだと、革として使われた牛さんが可哀想でしょうよ。

靴のつくりが雑すぎる。

 

このメーカーは「早く壊れて、早く次の靴を買え」ってことなんでしょうかね?

もしそんな靴屋があったとしたら、靴屋としては失格ですね。

 

 

仕上げが雑なのは値段に比例するけど、つくりのセンスみたいなのは、値段に比例しないんすよね。

残念な靴を掴んでしまいましたけどね、ここの靴は金輪際買わないということに決めました。

 

それも勉強(笑)

 

でね、

靴が壊れるのは仕方ないです。道具ですからね。

問題なのは直せるか否か?ってこと。

 

セメント製法の靴の甲側が底から外れてしまったら、基本的には元通りには直せません。

中底やらミッドソールやらを付けてカスタムすれば直りますが、一般的な修理価格では1.3~2万円程度かかるでしょう。

 

みなさん、良い靴を見つけたら、それが直せるか否かで購入するのも手です。

良い物を長きにわたり使うことは、精神的にも安定するような気がしてます。

セメント製法の靴をガタガタ言っている自分が言うのはどうかと思いますけどねwww

 

ではまた!

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