はい、革靴人の鈴木でございます。
自分の家ではなんとなくエアコンの冷房を今まで使わないでおりましたが、さすがにこの3連休はシンドい暑さ!
ついにエアコンを稼働!
あー、涼しい!熱帯夜は何処へ、、、。
でもね、子供が風邪ひいたらしいので、今晩からまたエアコンは停止することになりました。
さもありなん!という感じですね。
さてさて、今年の春に驚いたのは自分が一時期好んで履いておりましたスコッチグレインさんのオンラインショッピング一時停止のお知らせ。
数年前に楽天における同社ショッピングサイトも停止しており、公式サイトに一本化するかとおもってましたが、そちらも停止とのこと。
これはまた一体どうしたことなんでしょうかね?
私見ではありますが、色々な社内体制を考慮したときに手術が必要だと判断したのだと考えています。
同サイトの文面から察するに、オンラインショッピングを通じユーザーへの販売網は今後とも構築する意思が垣間見えますので、
然るべき時が来たら、改めて開始してくれるのでしょう。
どういう商売でもそうですが、メーカー側の「こうしたい」とユーザー側の「こうしてほしい」は一致することは多くありません。
ユーザー側の意見を取り入れるために、一部のサイトは頑張っておりますが、やはりそこには大きな投資が必要になります。
革の値段が数年前と比較しても大きく跳ね上がっている状況からもわかるように、効率的なことを考えないと、中の人が儲からず良い靴が作れなくなってしまいます。
と同時に、ユーザーを無視してしまうような効率化だとブランディングが朧げになり、ユーザーの心から離れてしまうことも注意しなければなりません。
この辺のバランスは結局のところ、経営陣の覚悟次第。
現場から声を拾うもよし
トップダウンで決めるもよし
ユーザーの声を主軸にするもよし
失敗しても、成功しても、次に進むためには経営陣は覚悟しなければなりません。
覚悟できなければ遅かれ早かれブランドは死んでしまいます。
革価格高騰、国内職人急減、アジアの靴産業台頭など日本の靴業界が風雲急を告げる中で、
新しい試みに対して意思決定できる経営陣というのはブランドを磐石な体制にするためには必須でしょう。
自分はスコッチグレインの靴は好きです。
自分の足型には残念ながら合いませんけどね(^_^;)
ということで、本日の写真は自分のスコッチグレインコレクションの中でネットショップ限定の靴。
確か型番はNL(ネット限定の型番)で始まっていたはず。
ソールは同社オリジナルのラバーでとても良い反りを見せてくれて、他の固めの革製本底よりも歩きやすかったですね。
良い状態ではありましたが、残念ながら足に合わず、既に売却済み。
次に履いてくれる人が大事にしてくれていることを切に願っております!(^O^)
ではでは、今日はこの辺で。