はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
みなさんお元気!?明日から週明けまでは大変な暑さになりそうなのでご自愛ください!
さて、本日は靴の設計について。
書きたいことは山ほどあるのだが、とりあえずは皆さんの目に入りやすいところから。
革靴好きな人がよく気にする箇所があります。甲にある屈曲部ですね。
ここのシワの入り方を気にされる方が非常に多いです。
革自体が柔軟性のある革ならば、そんなに気にする必要はありませんが、
コシのある革や顔料を塗ってある革だと、気になる方も多いでしょうね。
この屈曲部というのは、歩く際に非常に大きな負荷がかかる部位であるため、
一般的な靴設計段階においてこの屈曲部近辺にはミシンの縫い目を入れることはしません。
簡単に言うと、このエリアはデザイン不可なんです。
とはいっても、奇抜なデザインなんかだと、ここにガッツリ縫い目が入るようなデザインがあることも事実。
こうした靴が歩行時の負荷を考えていなければ、屈曲時にミシン目などが甲に食い込み非常に痛い目にあいますよ。
家に変えると、甲が赤くなっていたり、皮がむけていたりします。
全てというわけではありませんが、屈曲部に凝ったデザインがしてある靴は必ず履き店内を歩いてから、善し悪しを決めましょう!
それでは、また!(_´Д`)ノ~~オツカレー