はい、どーも革靴人の鈴木でございます。
いきなりですけどね、お題の通りなんすよね。
日本では良い革が手に入らなくなってきてます。
色々な理由があるみたいですけどね、革を使う産業にとっては、困る感じになってきているのです。
1. 中国などの流通量が多いところに良い革が多く流れる
2. 世界的な牛肉離れによる、原皮量の減少
3. アメリカでのホルモン注射が増えたことによる、肉牛大国である米国産原皮の急速な減少
4. 革価格低迷により著名タンナーの経営難
5. ヨーロッパの仔牛食文化減少によるカーフ素材減少
まぁ、他にもありますけど時の流れですね。
だからねえ、昔から靴産業に従事している人は
「昔は良い革が多かったんだよねえ」
という言葉をよく聞きますね。
合皮も質は良くなってきているけど、革の代替品までのクオリティにはなってない。
とある、日本の靴メーカーでは地元の畜産業者に掛け合って、苦労して原皮を手に入れ、鞣したりしているけど
良い革には程遠いらしい。
この辺は、また今度ね。
さて、これから革というものは、どうなっていくんだろうね。