風呂でブログ書いてるとのぼせるなぁ、、、革靴人の鈴木でございます(・∀・)
知人から借りた本を読んだら改めて目からウロコのことが多かった。
子供靴の超絶な重要性を改めて思う。
以前にも書きましたが、ドイツでは子供が18歳になるまでに靴に払う金額の平均は36万円。
で、足に合った靴を専門店のシューフィッター(医者同様の扱い)が選んで、アドバイスしつつ履き方やメンテ方法を教えてくれる。
小さい頃から成長するまではキチンと医者の観察下で足の正しい成長を促す為のサポートが万全なわけです。
すごいっすね。
かたや日本では
「コレかわいい!コレかっこいい!安い」で親が買った靴を履き続ける。
親は「大きいの履かせておけばイイのよ、子供はスグに大きくなるんだから」
そんな靴を履いている子供が本当に多い。
果たして、骨の成長にとって良いのは日本ですかね?ドイツですかね?
大きな靴を履いている子供には悪影響だけが現れるみたいです。
足の骨格がおかしくなります(子供の骨は柔らかいから簡単に外反母趾や内反小趾になる)
足の骨格がおかしくなると姿勢が悪くなる(腰や首がバランスを取ろうとして妙な方向に曲がり出す)
姿勢が悪くなると集中力に欠ける(姿勢が悪いとスムーズな血流が阻害され脳への血流量が減少します)
これで何か良いことってありますか?
無いっしょ?
安い靴が悪いわけではない。
高級な靴が良いわけではない。
まずは足に合っている靴が良い靴と良い成長への第一歩です。
単純な話、将来子供が運動神経抜群でオリンピックに出場したとします。
で、ライバルとなるドイツ人選手が居るとします。もちろん足はキチンと成長して良い形です。
かたや日本人選手は能力がそのドイツ人と僅差ですが、若干の外反母趾。
この場合、どちらが金メダルに届く可能性がある?
正直、それはわかりません。勝負は水物です。
しかし、親として、社会としては、その子供に不安な部分を取り除いてあげること、もしくはその努力をしてあげることが
前の世代の責任だと思います。
そうした事が、日本という国を次世代に繋いでいく為の責務なのかなと。
運動だけでなく、考える能力にしたって、足は大事ではないでしょうかね?
日本の靴業界は経済的面を重視するのは当然だけど、足の啓蒙活動を行い、もっとチャレンジしても良いのではないかと考えます。
俺みたいな素人に言われたくないだろうけどね(^_^;)
ということで自分は、知り合いからそんな本を読んだことをキッカケにして、
米国Buster Brownの靴を子供に買ってあげて、優しい父っぷりを見せつけてみた。
残念ながら子供は完全スルーだけどなorz
Buster Brown社の歴史を紐解くと(靴だけにねww)米国リーガル全盛時代に同じBrown社だったことがあるらしい。
ということで、自分のリーガル社チャッカブーツとバスターブラウンの子供用チャッカブーツ。
両方ともステッチダウンだから、修理代は同様にかかるんだろうなぁ。
子供よ、オールソールする前に、何とか成長してくれ!
そうしたら新しい靴を買ってあげるぞ( ノ゚Д゚) マジマジ
それにしても右は巨人の靴に見えるな( ´▽`)
ではでは。