スペインメイドの靴カルセ/CALCE

はい、どーも革靴人の鈴木でございます。

靴デザインを始めておりますが、足の機能を考えると、デザイン優先とはいきませんが、なんとかビシッと良い感じに仕上げますよぉ。

 

さて、本日の靴はカルセ。スペインの靴ですな。
1959年創業ということだから、老舗って感じでもなく、かと言って新進気鋭ってほどでもない。
伝統を守る中堅メーカーといってイイでしょう。

 

とある古着店にて千円札2枚でお釣りを貰えるような破格なお値段で手に入れた中古靴。

 

 

でも、サイコーなのである。

 

 

何がサイコーかと言うと、ズバリ履き心地がサイコーなのだ。

 

この靴はボロネーゼ製法(詳しくはググッて!)で、足が包まれている感覚が他の靴と桁違いにスゴイのである。脚への負担が少なく感じる。

ボロネーゼ製法といえばイタリアが有名だが、お値段が高い。

ただね、スペイン製は比較的廉価なので手が届くし、雰囲気もイタリアには負けてない、、、気がする(・∀・)

イタリアの雰囲気はある意味独特だよなぁ。

もとい、なので勝ったとは言わない(・∀・)

まぁ、個人的に感じた欠点といえば、反りが良すぎることかも。
ハンドのマッケイ製法にも同じことが言えるが、長距離を徒歩移動すると、足の裏に掛かる地面からの衝撃直撃度合いが高いので

グッドイヤーに比べ、疲れるってところでしょうか。

個人的には大した差ではないし、それよりもボロネーゼ製法の安心感が大きい優位点。

このブランドは大丸で三万円程度で販売されてたのは見たことがあるので、機会があれば是非お試しを!

スペインといえばマグナーニ。オパンケ製法に憧れる今日この頃だったりする。あの製法も修理屋さんに言わせると、道具としての頑丈さには多少欠けるらしいけどね。
何事も一長一短あるんだよな。
ではでは。

革靴人 鈴木

40代まで映像関連会社に勤務。色々あって会社を辞めて靴業界に転身。 かがみ式靴教室で靴の設計を製靴方法などを学び、2019年に法人を立ち上げる。 色々あって上尾市立中央小PTA会長、上尾市PTA連合会副会長、上尾市青少年育成連合会副会長などを歴任。

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