My Life, Shoe Life

インターネットで靴を購入する際、トラブルが少ないデザインとは?

はい、革靴人の鈴木でございます。

ワールドカップ見てました?日本はセネガルに引き分けだったんすねー。

 

子供の友人向けに革のキーケースを作ってあげていたら、試合が知らぬうちに終わってましたorz

 

 

生で見たかった゚゚(゚´Д`゚)゚

 

 

まぁ、作業集中力が高かったと思っておきましょう。子供の友人も出来上がりに満足していたようですし、、、。

 

さてさて、皆さんはどこで靴を買いますかね?

 

ショップ?

 

一般的に靴はショップで履いてから購入する人が多いでしょうね。

 

ネット?

今ではインターネットを通じてオンラインショッピングで靴を購入する人も多いッスね。

 

 

ネット購入の場合に気になるのがサイズ感。

自分の足にフィットするのか?届いてからのお楽しみであり、ある意味恐怖っすね。

合っていればラッキー!合っていなかったら、、、( ;  v  ; )メンドウクサイ

 

ある程度高価格帯の靴については、交換の片道送料無料みたいたところありますね。

自分も以前に初めてのメーカーで購入した際には、ワンサイズ小さくて履くのも辛い感じだった。

結果送料を半分払ってサイズを変えてもらいましたね。

その後は順調。

 

でもって、今回はお題にある通り「インターネットで靴を購入する際、トラブルが少ないデザインとは?」

 

ストレートチップ(キャップトウ)、サドル、ホールカット、ウィングチップ、セミブローグ、その他ブーツなどなど色々とあるデザインですが、

端的に言ってしまうと、重要なのは羽根部分ですね。

 

 

ズバリ外羽根を買いましょう。

 

 

構造的に、外羽根の方が甲にあたる部分が外側にあり、基本デザインとして羽根に隙間があるんですね。

なので、ウィズや足囲に関しては細いにしろ太いにしろ、ワンサイズくらいはどうにかなります。

 

では反対に内羽根の靴はどうでしょう?

 

実は内羽根はデザイン時から羽根の間に隙間が無いんですね。

つまり、靴より足のウィズや足囲が少し大きいと、羽根の隙間がガッツリ開いてしまう可能性もあります。まぁ、足入れも窮屈でしょうね。

で、逆に足囲が少し細いと、羽根の隙間がピタっとくっついてしまう場合もあります。

※これがグッドイヤー製法の靴だったりすれば、コルクが沈み込んで、革が足に馴染む頃には相当緩くなるでしょう。

どちらにしたって、格好良いわけではないっすね。

 

なので、オススメなのは最初に外羽根を購入し、サイズ感を確認してから、同じ木型の内羽根を購入すると、良いでしょうね。

※外羽根・内羽根の違いが不明な方はとりあえずググってください。

 

 

とは言ってもね、、、

 

木型が同じかどうかなんて分からん場合も多いしねぇ。

もし同じ木型だったとしても革によってフィット感は異なるので、正直難しいんですね。

 

 

ちなみに靴作りをしていて、よく分かるのですが、製造過程において、内羽根と外羽根のどちらが楽か?

ズバリ内羽根は楽なんです。

特にミシンで縫製する際、糸処理にかかる作業時間が圧倒的に少ない。

 

 

なので、ハンドソーンで多くの靴を作っている会社ではぶっちゃけ外羽根は作りたくないでしょうね。

同じような靴を作るならば内羽根の方が楽ですしコストは多少なりとも安いはずですから。

特に一般的なキャップトウ(ストレートチップ)は糸処理がマジで超楽。

なのでメーカー側もコストを減らせるし良いことずくめ。

 

そういえば、最近はネットショップでも内羽根が多い気がするな(´Д`;)

もっと、バラエティあって良いと思うけどなぁ。

 

いずれにしてもネットで靴購入時には、交換できるハードルが少ないところを選びましょう。

もちろん、その場合には買う側も試着時に靴を汚さないっていうマナーが大事ですけどね。

 

ということで、ほな!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です